2024年4月1日時点で、妊娠のご報告をいただいた直近500名の状況をまとめました。
個々人の背景や体質は異なりますので、あくまでも検討用資料としてご参照ください。
妊娠時の年齢分布
漢方開始前の状況
タイミング療法には、排卵誘発剤の使用を伴う周期と、薬剤を使用せずに卵胞チェックのみの周期が混合しているケースの両方を含んでいます。
漢方を始める前に不妊治療をまったく受けていない人は2割未満で、7割以上の方がさまざまな治療を受けてから漢方を始められています。
保険適用前の集計と比べて、「治療なし」の割合は変わらず、「タイミング」の割合が10%程度減ってその分「体外受精」の割合が増えています。
特にここ1年では、「体外受精」を経て漢方を始める(併用または切り替え)かたの割合が4割を超えています。
漢方を服用しながら妊娠に至った方の、妊娠時の状況
1. 自然妊娠の割合は何%? → 47%(223名)
- 相談前に治療歴があり、漢方服用後自然妊娠した方 115人(51.5%)
- 相談前に治療歴がなく、漢方服用後自然妊娠した方 95人(42.6%)
- 不明 13人
結果的に自然妊娠された人(223名)の中で、詳細不明の26名を除く197名については、不妊治療をやめて漢方のみで妊娠されたケースは115名(58.3%)、不妊治療をすることなく始めから漢方のみで妊娠されたケースは95名(42.6%)でした。
2. クリニック併用の割合は何%? → 47.6%(226名)
- 相談前に治療歴があり、漢方服用後も治療を受けた方 208人(92%)
- 相談前に治療歴がなく、漢方服用後に治療を受けた方 8人(3.5%)
- 不明 10人
結果的に漢方+不妊治療で妊娠された人(226名)の中で、詳細不明の10名を除く216名については、不妊治療を継続して妊娠をめざす中で漢方を取り入れられたケースが208名(96.2%)、漢方のみで一定期間体づくり後不妊治療を併用し妊娠されたケースが8名(3.7%)でした。