不妊治療の副作用で経血量が減少
- 43才
- 兵庫県
治療経歴=タイミング療法
漢方服用で妊娠
妊娠時の治療内容=漢方のみ
患者様について
不妊歴3年。
第三子希望。治療の副作用による経血量の減少が目立ってきたことに不安を感じており、年齢的にも余裕がないので、今できることをやっていきたいとのご相談です。
不妊治療歴 | 2年 |
---|---|
治療内容 | タイミング療法 |
婦人科系の症状 | 流産1回 |
男性の状況 | 検査していない |
体調 | 女性:疲れやすい、痔、冷え性(足)、便秘、肩こり、イライラしやすい、ストレスが多い 男性:疲れやすい |
漢方治療について
年齢的な妊娠力の低下、経血量の減少、高温期が短いなど、妊娠力の充実に向けて補っていくことが漢方の目的となります。第二子妊娠時点までと同等の体調への回復がポイントになると考えられます。
服用したもの | 女性:桃福宝 赤珠・黒珠 漢方薬1種類 |
---|
漢方服用後の経過
<3ヶ月目>
クロミッドの服用をやめました。生理の量はまだ少ないです。
<6ヶ月目>
生理の量が少し回復したような気がします。
クロミッド服用中に感じていた下腹部のハリがなくなり、楽になりました。
<10ヶ月目>
生理の量が回復し、漢方の効果が実感できています。治療をやめました。
<13ヶ月目>
本来の体調が回復した気がします。元気になり希望が持てるようになりました。もう少し続けて様子をみます。
<19ヶ月目>
自然妊娠が確認されました。
妊娠までの漢方服用期間 | 19ヶ月 |
---|---|
妊娠時にしていた治療内容 | 漢方のみ |
その他(備考・特記事項など)
年齢的な不安や焦りがありましたが、カウンセリングを重ねるごとに徐々に落ち着き、しっかり取り組まれました。あきらめずに着実に改善を重ねられた結果の自然妊娠だと思います。
妊娠中も年齢的な体力を支える目的で漢方薬を継続され、母子ともにお元気に出産を迎えられました。